松林山の会２０１２年６月山行報告

笹尾根・槇寄山（1188.2m)

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兜造りの家

槇寄山山頂

国定忠治が・・		ヤマツツジ	フタリシズカ

山行記

当初の予定日が、梅雨入りと重なったため、一日づらしての山行となった。 定刻に武蔵五日市到着。すでに数馬行きバス乗り場は長蛇の列で、急行２便増発されることになった。 仲ノ平に急行は停まらないので一つ手前の温泉センターで下車。ものの４，５分で仲ノ平バス停に着く。 バス停を左折、橋を渡り仲ノ平集落の中を登って行く。兜造りの家、観世音堂を過ぎ、突当りの農家の 軒先をかすめて山道に入る。杉林は夕暮れのように暗く、昨日の雨で滑り易い赤土を登りながら進む。 突如、尾根道に「国定忠治が遠見した木」の案内が出てくる。傾斜が緩み西原峠の十字路に出た。 西へ少し登るとそこは槇寄山の山頂だった。　生憎今日は富士山も丹沢の山塊も何も見えない。 西原峠に戻り、ここから浅間峠までの長い笹尾根歩きとなる。雨が降り始めた。暫くは木々の葉が雨 を受け止め下まで落ちてこなかったが、とうとう雨具の出番となる。　所々でヤマツツジが咲いていた。 落葉松の林に覆われた稜線をたどると数馬峠・上平峠にでた。晴れていれば、ここも西側が大きく開け 正面に裾野を広げた富士山がみえるらしい。峠にはベンチがあったが２，３組のパーディが先着してい たので山道の脇に腰を下ろし昼食をとる。 ５０分の昼食・休憩後出発。　１３時３５分に笛吹（うずしき）峠につき、２０分で小棡（こゆずり）峠を通過し て土俵岳に向かう。雨は殆ど上がったようだ。１４時３０分、見晴らしのない土俵岳山頂に立つ。 ２５分で日原峠を過ぎ最後の登りにかかる。尾根歩きとはいえ４時間以上の歩きの後はかなりキツイ。 １５時４７分、尾根歩きの終着、浅間峠に到着。１３分の最後の休憩を取った後、一気に上川乗へ下る。 １６時５０分に上川乗バス停に到着。１７時１０分発武蔵五日市駅行きバスで帰途につく。 晩秋から初冬、早春の頃にまた歩いてみたい山である。　　　　　（川越記）